「陽気なギャングの日常と襲撃」挿絵の桜子さんにならって、いろいろ詰め込んでみました。幻の女の挿絵で、女の人がちゃんとかぼちゃの帽子をかぶってたのがよかった。ウイリアムアイリッシュの「幻の女」へのオマージュですよね。
あーだめだ。楽しすぎる。電車の中でにやにや笑ってしまって、私の前に座ってた人に、こんな気持ち悪いにやにや笑いが出る本なんて絶対読みたくない、と思わせてしまうほどにやばかった。感情が抑えられん!
よかったシーン
・成瀬のロマンはどこだ
ききとれなかったけど、成瀬も言うんだ、と思って嬉しくなった
・「私の喫茶店とどちらが広いのか知りたくてな」
・雪子は、結局自分ではストップウォッチを確認しなかった
かっこいい!
・「なにをやられているんですか?」「強盗」
みんな自分の能力とか銀行強盗のこととか隠さないよね
・誰も聞いてないのに「すったんじゃないよ」
・「これはサイフです」
・「これがそのサイフです」
・酢豚のパイナップルをのこす久遠
ホントに嫌いだったんだ
・「え、嘘。何で?僕のニュージーランドを汚さないで欲しいんだけど」
なんかこの言い方がかわいい。
・雪子が祥子と10代の時に友達になりたかった、と思うところ
・成瀬の離婚の理由を聞かれ、話をそらす響野
これは絶対知ってて隠してるよね
・地球儀を回す成瀬
まさに陽気なギャングが地球を回しちゃった瞬間
・「やめてください、久遠さん」
・「助けて、助けて、誰かボクシングのできる人。ボクシングの得意な喫茶店の人」
・「えっと、恐怖新聞です」
律儀に相手も「何新聞だよ」とか聞いちゃうところがお人よし
・「待ってろ久遠。今行くぞ」
その後すぐに車が溝に落ちる
・何だかんだ言って響野は運動神経に優れている、と思った
成瀬が響野をほめるのは滅多にない
・手をあげながら、すべきことを確認する4人
手を上げるしぐさがみんな違ってるところがいい
・「こわーい」
女子高生のような久遠
・「まずいんだ。逃げろ」「ばれたんだ」
後から考えれば、かなりの策士成瀬
・久遠に離婚の理由を聞かれ「じゃあ、響野にきけばいい」という成瀬
リンクで気づいたのは
居酒屋「天々」
ガブリエルカッソ
昔のアルパチーノは伊坂幸太郎が成瀬のイメージとしてあげていた
興信所のようなもの、と聞くとどうしても黒澤が出てきてしまったが、
「友達のいなさそうな、気持ち悪い、中年」ということでこれは違うだろう
今回は久遠がかなり活躍していた気がするのですが、めちゃめちゃスリまくってましたよね。煙の中鍵を掏るシーンがかっこよかった。「意外に楽勝だったな」とか言っちゃったりして。
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